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ほとり日記

2017年1月からの日記

二日越しで銭湯にいく

2017年3月

六時半に目がさめる。あいかわらずの眠さ。まぶたが重い。七時すぎに布団から出る。

朝食になるものが何もないので、チャイを作る。夫にはゆで卵も添える。

夫が「冷凍庫見てみ」というので開けると、食べてみたかったハーベンダッツの黒みつきなこが入っていた。歓喜する。昨日、私が「今日こそ銭湯に寄って帰る」と言っていたので買ってくれたらしい。二日連続でお風呂セットを自宅と職場を往復させているだけの人になっているので、今日こそは銭湯に行くのだ。

夫を送り出した後、花の水を替えながら湯を張り、風呂に入る。昨日は図らずも遅くなり、布団に直行したので、寝不足とあいまって体がだるい。浴槽につかって歯を磨き、ゆっくりと体を温めた。

入浴後、マニキュアを塗り、ストレッチと簡単な筋トレ。睡眠のリズムはあいかわらず悪いながらも、体調が大崩れしないのはストレッチと筋トレを地味に続けているのが大きいと思う。しつこい便秘も腰痛も解消した。体がしまるともっと疲れにくくなるんじゃないかと期待している。

午前中はのんびりめに仕事をして昼食に出かける。玄米定食の店でチキンソテー。付け合わせのおからがおいしい。ラジオから、あのねのねの「赤とんぼ」が流れる。初めて全部聴いた。

午後、同僚の誕生日祝い。喜んでもらえた。

夜、定時であがれたので一駅歩いて帰りたかったが、雨なので電車で帰る。

銭湯にやっと行けた。以前も一緒になった嵐好きの婦人二人と今日も一緒になる。嵐の番組放送予定をかなり詳細に把握していた。

帰宅して、ハーベンダッツを食べる。創意工夫に満ちている。ふつうの方が好きかもしれない。

夫の明日の弁当の準備をする。連休に買ったひき肉でハンバーグを作る。スナックエンドウをゆでたのと、にんじんラペ。キャベツの千切りは今日のうちに詰めておく。

連日のいまいちな睡眠のせいか、一日中まぶたがけいれんしていた。早く寝よう。

 

 

夕飯は餃子と担々麺

2017年3月

目がさめたらまだ五時半。そのまま眠れずに七時のめざましがなる。眠くてたまらない。

夫の弁当を詰めて送り出し、洗濯、昨夜水切りをした花とぬか床の世話。

ドイツパン、ゆで卵、にんじんラペ、煮りんご、ホットミルクで朝食にする。

のんびりしているうちに家を出る時間になる。昨日より暖かいらしいけど、まだ寒い。

午前中の会議は、準備をしてあったので問題なく終了。

予定外の来客があったため、遅くに昼食に出る。近くにできた立ち食いそば屋でちくわ天そばを食べる。あげたてのちくわ天がもちもちとしていて好みの感じだった。また行こう。

その足で、同僚の誕生日プレゼントを買いにいく。最近、バーベキューの道具を買ったというので、おいしい加工肉のセットにする。喜んでくれるといい。

定時で仕事を終えたが、心身の調子が気がかりだった同僚たちと話し込む。遅くなったのでそのまま夕飯を食べに出る。餃子を皆で分けた。いろいろ話せて、お互い安心できた気がする。

私のことも心配されたが、思っていたよりもずっと私が元気に過ごしていることを、私も同僚も、驚きと喜びと共に感じていたことがわかった。タフになったというのか、持ち味を取り戻したというのかわからないけど、元気だ。

日付が変わる前に解散

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鮮やかな色に高揚する

2017年3月

七時のめざましをとめるがなかなか起きられない。七時半にあわてて起きて、二人分の弁当を詰める。朝食はヨーグルトの煮りんごのせ。

残ったキャベツと、昨日買ってきたものとでザワークラウトを作る。弁当とザワークラウトで使わなかった芯の部分をぬか漬けにする。古漬けにしておくと便利だ。
ザワークラウト用の瓶を煮沸消毒するついでに、もうひと瓶煮沸消毒して、昨日買ってきたえのきだけで塩きのこを仕込む。

疲れたので、梅醤番茶を飲んで一服する。食卓におかれた新書の背表紙の紹介文で、思ってるのと少しだけ違うことばの使われ方があり気になる。

数日前から解凍してあった煮小豆をレンチンして、焼いた餅と一緒に食べる。今回の煮小豆は、豆の形の残り加減、甘さ、いずれもちょうどいい。

四日ぶりの出社。ひどく寒いし、雨だし、気が重い。
他の同僚たちも同じらしく、会った瞬間に体調が悪いのが伝わってくる同僚もいた。週のはじめなうえに気温も気圧も低くて、調子がいいはずがない。

午後、遅い時間に弁当を食べる。朝、自宅で気になったことばを日国で調べる。
読みかけの『生きていくうえで、かけがえのないこと』(若松英輔亜紀書房)を読む。私にとっては、この人の文章はかなしみへの備えのような気がする。

同僚の一人が連休で買ってきたという焼き菓子でお茶の時間にする。長く一緒に働いてきた同僚が辞めて初めての月である今月、まったく余裕がなくて、お茶どころか雑談もしてなかったね、と話す。

別の同僚が、花畑から花を送ってくれていて、ほしい人同士でわける。白、ピンク、黄色、紫、鮮やかな色を目の前にして、高揚する。体温があがった。

定時で帰宅して、花の処理をする。茎も葉も花もしっかりしていて、生命力そのもの、といった感触。 

連休をかけぬけた

2017年3月

六時半に目がさめて、八時すぎに布団を出る。お茶を入れて、洋裁の続き。一番難易度の高そうなAラインのワンピースを作り始める。

夫が起きてきたので朝食にする。昨日買ってきたドイツパン、ハムの盛り合わせの他に、作り置きのニンジンラペ、キャベツの千切り、ヨーグルトの煮りんごのせ、ルイボスティー。休日っぽい朝食だ。

再び洋裁に戻る。襟ぐりの処理は昨日よりはいい気がする。

昼食を食べに夫と外出。昨日完成したバレルパンツに、ボーダーのパーカーを合わせてみた。図書館を経由して離れた商店街へ。今日も暖かくて穏やかだ。こんな日がずっと続くといい。昼食はネパール料理屋のランチバイキングにした。店主の手書きの通信が地味におもしろい店。マトンのキーマカレーがおいしかった。

サウナにいく夫と分かれて、明日の弁当の材料を買って帰る。

帰宅して、昨日砂だらけになった二人分のスニーカーなど、三足を洗う。昨日洗濯した夫のシャツも、襟の砂の汚れが落ちきらなかったので、洗い直す。

再度洋裁に戻る。ポケットをつけるのが難しい。なかなかきれいにしあがらず。

夕食を作るのが面倒になり、近所の洋食屋ですませることにする。チキンマカロニグラタンを頼む。夫はカツサンドとコーンポタージュ。いずれも待ったかいのある味。

帰宅して、ポケットのかんぬき縫いをして完成。この四連休で三着作った。よくやったな。早く着たい。

昨日買ってきたパウンドケーキとカフェインレスコーヒーで一服したあと、明日の弁当用に料理。やるべき家事はすべてやった。

 

 

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晴天の下でうたう

2017年3月

昨夜二時に寝たのに、四時すぎに目がさめたまま眠れない。昨日の寝坊と夜ふかしで眠りのリズムがおかしくなってしまったのか。

目をつぶったり、スマホを見たりを繰り返し、八時前にあきらめて布団から出る。

歯を磨いてお茶を飲んだ後、昨日の洋裁の続きを始める。

いよいよミシンかけだ。去年の引越しでカーテンを縫って以来なので、一年ちょっとぶり。ボビンをボビンケースに入れるときの糸の向きがうろ覚えだったけど、取説を見て確認しながら、直線縫いとジグザグ縫いの調子を確かめる。上糸を強めて、縫い目を小さめに調整して、準備完了。

三種類あるうち、難易度が中程度と思われるドロップポケットワンピースから始める。

かつてと変わらず襟ぐりのバイアステープをつけるところで苦戦する。そもそもバイアステープに五ミリのぬいしろラインを引くのが私には難しい。細いし伸びるし。それでも、学生の頃よりははるかにきれいにしあがった。

昼過ぎに完成。午後からの外出に着ていくことにする。ポケットが服のなかに落ち込んでスカート部分がふくらむシルエットがいきるように、コートを着ずに出かけることにする。毛糸のタイツと、この冬編んだ編み込み模様のレッグウォーマーを合わせる。明るいうちに帰ってくれば寒くないだろう。

少し離れた街のフェスにいく。駅から会場まで行く道、川沿いを歩いていたら、若い黒ラブラドールが目の前の鳩におびえて一歩も歩けなくなっていた。まだ一歳で、やんちゃだけど臆病なのだそう。晴天、温暖、川面にはところどころで鴨がすいーと浮かんでいる。

フェスは盛況。音楽いいな。私も観客席でうたう。

いい本屋がある街なので、本屋をはしごして帰る。本は買わなかったけど、近くに住む同僚にすすめられたパウンドケーキと加工肉を買って帰る。明日の朝食にしよう。

ひどい砂埃に吹かれたので、帰宅してすべての服を洗濯して、風呂に入る。涙腺に砂がついていた。

簡単に夕飯を済ませ、再び洋裁。バレルパンツに着手。樽のようなごろんとしたシルエットのパンツ。ミシンかけはあまり難しいところはないのだけど、ゴムテープを通すのに時間がかかる。日付が変わった頃に完成。

明日はワンピースを作って、連休終わり。

 

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社会人の洋裁

2017年3月

七時前に一度目がさめる。また寝て、目がさめて、を何度か繰り返し、十時半ころ布団から出る。すぐに頭痛がやってきた。背中も痛い。耳もよくない。

日記を読んでいた人の訃報に触れる。末期のがんが見つかってからの日記の、クールな筆致にひかれて読んでいたのだった。多くはない日記を読み返す。

朝食兼昼食を食べに、夫と近所まで出かける。そば屋でもりそばを頼んだ。耳の薬を飲む。

洋裁がやりたいので一人で家に帰る。夫は近くのカフェに行った。

帰宅して、昨日水通しして干しておいた生地をとりこみ、アイロンで地直しをする。高校、大学時代にも時々服を作ったけど、水通しも地直しもしたことなかったな。

地直しの済んだ生地に型紙をあてて写し、ぬいしろをとっていく。生地と型紙は三種類ずつあるので、写す作業をまとめて済ませることにした。二種類目の生地に間違った型紙を写して切り離しつつあることに気がつき、猛烈にあわてる。本に書かれた裁断図とは異なる配置にすることでことなきをえたが、あわててもいいことがないので、コーヒーで一服する。

作業再開。三種類の生地に必要なパーツをすべて写しとり、裁断作業にうつる。楽しい。バイアステープ作るなんて、約二十年ぶりじゃないだろうか。

気づいたら九時を過ぎていた。正午の時報を聞いたあとに作業を始めたから、最初の休憩をはさんで九時間近く続けていたことになる。そういえばおなかがすいている。あるもので夕飯を済ませて、ふたたび作業に戻った。

明日以降、ミシンかけがしやすいように、仮留め、折り目のアイロンがけ、接着芯などの準備作業をすべて済ませる。

約二十年ぶりにも関わらず、高校、大学時代よりも、作業が格段にスムーズできれいだ。段取り、片付け、社会人になってから身についたことがこんなところで活きるのかと驚く。ミシンかけを中心作業とするならば、そのための準備作業を面倒と思わない感覚が、知らないうちに身についていた。

洋裁の作業をやっていたら、朝のひどい頭痛も、背中の痛みも、耳の不調もすっかり消えていた。こういう作業をやっていると、元気になるとでもいえばいいのか、手を動かすことが「回復」や「治癒」の手助けをしている気がしてくる。この冬、編み物、繕い物、手芸、いろいろな手作業をしてきたのは、その効果を無意識のうちに理解して欲していたような気がする。

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男の壁、女の壁

2017年3月

四連休の初日。昨夜から右耳の聞こえがおかしかったのだが、今朝はさらによくない。低音域がぐわんぐわんと増幅されるような感じがする。薬飲んで寝ればよかった。

夫の弁当を詰めて送り出したあと、掃除をしながら洗濯機を回し、ゆっくりめに入浴。頭と耳まわりのマッサージもするが、耳の調子は変わらず。朝食後に薬を飲む。

朝のラジオで、高橋源一郎が子どもの卒業式の話をしていた。子どもを育てると、こういう気持ちを味わうのだなあ、私は味わうことのない気持ちなのだろうなあ、としみじみとした気持ちになる。反面、「私は味わうことのない気持ち」というのは、他にもそこらじゅうにあるはずだ、とも思う。

古くなったりんご三つを煮る。青森のいいりんごだったのにもったいないことをした。せめておいしく食べよう。

昼前に外出。洋服を作るための生地を買う。ワンピース、パンツ用に三種類買う。接着芯など、必要な他の材料でわからないことを店員に聞いたら親切に教えてくれた。

帰る前に何か食べようとカフェに入る。目の前の母親二人の会話が耳に入る。二人ともバギーを置いていた。自分たちの子どものときには小学校受験もふつうのことになっているだろう、という流れで「小学校から入っちゃえば大学まで心配しなくていいものね」と話している。「心配しなくていい」のは母親自身であって、本人のきもちはどうなるんだろうかと気になる。さらに「男だったら、壁にぶつかったら乗り越えろ、って思うけど、女の子はね」と続く。生きてくときの壁に男と女で違いがあるのか、と思い席を変えた。

帰宅して、早々に生地の水通しをする。一時間ほどの待ち時間で少し横になるが、めまいがする。やっぱり耳の調子がよくない。

生地を干して、型紙を起こす作業を始める。三着分の型紙を起こした。明日は地直しをして裁断まで進めたい。

夜、ユキヤナギが満開の道を歩く。白い花があちこちで咲いている。春だ。

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