ほとり日記

2017年1月からの日記

大雪の東京を離れて

関東は午後から大雪の予報。日帰りで出張の予定だったが、帰りの時間帯には積雪で帰れなくなりそうなので、宿泊も視野に入れて同僚たちに連絡してから出発。LINEグループでこのあたりの連絡を取るようにして、とても便利になった。

家を出た時にはごく弱い雪が降り始めた。8時の新幹線で大阪へ。朝食は、昨日の駅弁大会で買った甲州カツサンド(とり)。

会議2つ、研修1つで1日を終える。別の拠点の同僚たちと久しぶりにゆっくり話せてよかった。

21cmの積雪があったという東京の同僚たちも早めに帰ってもらってよかった。本来なら出社しないで済むならそうしてほしかったが、今回はとれる対応の中ではベストだったか、帰京したら確認しよう。

明日は昼前の新幹線で帰京。少しゆっくりできるので、編み物(万が一新幹線閉じ込めとかなった場合に備えてもってきた)を進める。

 

朝/麦茶(温)、ミニもなか+甲州カツサンド(とり)、コーヒー

昼/鶏団子のスープ、梅おにぎり(コンビニ)

おやつ/きんつば、瓦せんべい

夕/串焼き(居酒屋)

楽団ライブ、駅弁大会じまい

寝る前にドラマ「精霊の守り人」を見始めてしまい、おそらく2時過ぎに寝落ち。そのせいで朝は起きられず10時頃目を覚ます。

ラジオを聴きながら身じたくして、夫と出かける。練馬区にある古民家のイベントスペースで行われる桜の園楽隊のライブ。串田和美の演劇「24番地の桜の園」の劇中音楽のために編成されたバンドだという。バイオリンの太田恵介をリーダーに、リコーダー、パーカッションを飯塚直子、バイオリン、マンドリンを関島種彦、アコーディオンをアラン・パットン、チューバ、コントラバスをギデオン・ジュークス、という編成。

20代の頃、串田和美の音楽劇を観に行ったな。太田恵介のフィドルは、他のバンドのサポートメンバーで大昔に1、2回聴いたことがあり、どこか遠く離れた国の雰囲気を感じる音楽家という印象が残っている。

趣のある古民家で演奏される音楽は懐が深く、海の向こうの広い世界の豊かさを感じさせるものだった。バイオリンは雄弁な楽器のイメージがあったけど、リコーダーの表現の幅の広さにも驚く。

新宿に出て、駅弁大会へ。昼食用に鹿児島の桜島灰干し弁当、夕食用に富山のぶりかまめし、明日の新幹線で食べる朝食用に甲州カツサンド(とり)を買う。昼食の弁当を屋上で食べる。いいレジャーだ。赤福茶屋で一服して帰宅。

風呂に入り、洗濯もして、夕食。ぶりかまめしを食べる。夫はまぐろづくし(海苔巻きとにぎりの詰め合わせパック)。

明日の出張の準備。午後から大雪の予報だが、はたして日帰りできるのか。

 

朝/ホットミルク、ミニどらやき

昼/桜島灰干し弁当

夕/ぶりかまめし

「音締めがいい」というほめ言葉

寝汗で夜中と朝方に目がさめる。体調の変化の兆し。早く落ち着いてほしい。

9時から仕事。来週は出張もあるし、休みもあったりで、職場にいる時間が少ないので、今日はできるだけ仕事を進めないといけない。

インフルエンザ治りかけの同僚が出社したものの、調子が悪そうなので別室で仕事をしてもらう。あちこちで流行っていると聞き、職場の健康が気がかり。

遅めの昼食に手作りのカレーをごちそうになり、夜まで仕事。昨日話を聞いた内容を記事にして社内確認にまわす。月曜の出張は予定が3本入っており、その資料準備にも時間がかかり、22時近くなって退社。

 コンビニでスープを買って帰宅し、あるもので夕食。

久米宏 ラジオなんですけど」をタイムフリーで聴きながら入浴。今日のゲストは楽しみにしていた曲師・沢村豊子。一度しかみたことがないけど、あのキレのよさ、加えて響きのよさを「音締め(ねじめ)がいい」と表現することを知る。

 

朝/ホットミルク

昼/パン、納豆カレー

夕/味付け卵、にんじんラペ、ゆでもやし、パン、ちゃんぽん(コンビニ)

一息つく

寝る前に背中をほぐすストレッチをしたせいか、朝まで起きずに眠れた。耳の聞こえはいまいち。

ラジオで高橋源一郎佐藤雅彦『考えの整頓』を紹介していた。20年近く使っていた万年筆を落としてしまい、修理に出したが、専門家でもわからなかった微細な不具合が残ったというエピソード。そのできごとから、人間の目の解像度よりも手の解像度の方が高いことと、人間と物とはある深さでの付き合いができることの2つの点に気づいたというのがこの話の肝。

ある深さでの付き合いが一度壊れると元に戻れないということを、失ったと同時に気づいたわけでもあり、人間ともそういう付き合いをしているのかも、という紹介の仕方だった。

私にも心当たりがある。ささいなきっかけで旧友と疎遠になってしまったことがずっとひっかかっている。ときどき思い返しては、謝られたら「もういいよ」って思うのかもな、でも元には戻らないよな、と思う。他の人とだって、そういうことは起こりうる。

午前中の外出の前に、頭の整理のために少し早めに出て、先方近くのカフェに入る。2つの用件で話を聞きにいくのだが、どちらも準備が不十分な気がして自信がない。体調の関係でふだんの心持ちでないせいだろう。

懸案の訪問。スムーズに進み、疑問点も解消できて納得度の高い時間になった。

職場に戻って仕事。昼食後の会議もいい内容でできて、少しながら前進した。

残業がかさんで疲れがたまっているので早く帰るように促されて、明日できることはうっちゃって退社。1時間早く帰れるだけでだいぶ気分が違う。隣の駅まで歩いて帰る。途中で軽いめまいを覚える。

近所の商店でせりが安かったので買って帰る。煮豚と食べよう。いつもの白梅が、枝の高いところで数輪花を咲かせていた。

せりは根がおいしいと聞くので根は軽く湯通し、青い部分は熱湯をさっとかけてみた。根も青い部分に負けない風味がある。家にあるもので夕食。たいしたものはないけれど、家のごはんは気持ちが落ち着く。

早めに寝るしたくをして、ラジオを聴きながら布団の中で編み物。

 

朝/ハムチーズパン、カフェオレ

昼/くるみとクリームチーズのパン、コーヒー

夕/あずきごはん、煮豚、せり、にんじんラペ、大根葉の塩漬け、海苔、りんご

 

深く潜ってやり過ごす

昨夜も上半身が熱をもち、何度か目をさます。朝になっても起きあがれず、うつらうつらと眠る。体調がさらにさっぱりしない。こういう時はあらがっても仕方がないので、流れに身を任せよう。

伊集院のラジオで駅弁大会のプレゼンやってた。ぶりかまめし食べたいな。

午前中の会議に合わせて出社。案の定、担当者が準備していなかったが、他のメンバーが進める手立てを打ってくれて、少し前進の兆し。

午後、学生と面接。春から一緒に時間を過ごすのが楽しみになる。

夕方から来客。1時間の予定が2時間に。この先を見つめた重要な動きをしている人たち。小さなことから一緒に動いていきたい。

席に戻って、メール処理。なぜ私がこれを、という役割をふられる。頭では理解しようと努める。

明日の訪問の準備をして22時に退社。中華屋でニララーメンを食べて帰る。頭から首にかけての痛みが出てきた。冷え込みが強く、体の芯からふるえる。

 

朝/ホットミルク

昼/ミートソースドリア(コンビニ)

夕/ニララーメン

あちこちぱっとしない一日だった

夜中に暑さや夢で何度も起きる。起床時、足が熱をもっている。

シャワーを浴びる夫に洗濯機を回してもらい、その間に朝食と弁当のしたく。自分の弁当はおっくうで、おにぎりだけにする。

夫の朝食はれんこんのポタージュ。送り出した後、入浴、洗濯物干し、朝食。あまり重いものを食べたくないので果物だけにする。

風呂に入りながら松之丞のラジオをタイムフリーで聴く。切実な状況にあることがうかがわれる16歳の男子の質問に、ふざけつつもまじめに答えていた。

同僚から、仕事で関わりのあった人の容態の報せ。がんを長く患っていて、いよいよよくないと思われる。

以前、同じ関係性の別の人にがんが見つかり、何度か病院に行った時も、亡くなった時もまったく怖くなかったのに、今日の報せはどういうわけか怖さと嫌な感じを覚える。以前のときは、自分のがんの手術が終わったばかりで、今思えば心を硬くして対応していたのだろう。「この人のがんと私のがんは別物」。自分に言い聞かせていた。そうして自分の心を守っていたのだと思う。今は、手術から2年以上たち、よく言えば余裕、悪く言えば油断が出てきて、あの頃に比べると心に隙間があるような気がする。その隙間にひょいっと怖さが入り込んだような感覚だ。わりとよく知った人だけど、死ぬ前に顔を見に行きたいと思えない。怖いのだ。体調的に落ち込みやすい時期なのもあるな。

そんなことを考えていたせいか、家を出る時間を1時間間違えていたことに突然気づき、慌てて家を出る。30分遅刻して出社。

同僚とのシフト調整の関係で、平日2日休んだため、未読のメールも処理すべき書き物・読み物も溜まっている。来客、会議もあり、まとまった作業時間が取れたときにはもう外は暗くなっていた。

22時まで仕事して帰宅。職場近くの中華屋に入るが、酔客の声の音域がちょうどあたるのか、わんわんしてしんどいので「また来ます」と言って出る。どうにも耳の調子が悪い。夕方から明らかに聞こえがおかしくなっていた。

別の中華屋でニラレバ炒め定食に餃子をつける。食べすぎた。

体調が下降気味で、あちこち少しずつちぐはぐな感じだ。阪神淡路大震災のことをほぼ考えないうちに一日が終わった。

 

朝/ゆずの蜂蜜漬け3きれ、りんご1つ、ヨーグルト、煎り番茶

昼/干し大根葉の塩漬けと小豆ごはんのおにぎり、れんこんと鯖の醤油ソース、チキンカレーのチーズ焼き、すき焼き豆腐(おかずはオリジン弁当

おやつ/いこもち

夕/ニラレバ定食、餃子

 

再会に次ぐ再会

足の冷たさで寝つけず。じきに夫のいびきで何度となく起こされ、ひどい寝不足。今夜から別の部屋で眠ることにする。

月例の実家帰省。昨夜しこんだ煮豚と味付け卵をみやげに。駅からいつもと違う路線のバスに乗ったら、母の店の古い客と20年ぶりくらい(正確にはわからないくらい)に会い、家まで一緒に歩く。朝から強烈な眠さを覚えていたが、心が弾んで眠気がとぶ。

11時に実家到着。母のパーマ、カラー、カット、私のカット、換気扇と五徳類の掃除をする。換気扇と五徳類の掃除は、仕上がりにこだわらなければ(つまり、つけ起き洗いをしなければ)30分で終わらせられることがわかった。

15時にすべて終わり、近所のベーカリーカフェで母と遅い昼食。カツサンド、メンチカツサンド、コーンマヨネーズ、カレーナンを半分ずつ食べる。

眠さがピークに。実家へ戻り、2人でホットカーペットに転がって1時間ほど昼寝。高校受験のときに、母と寝ていたのを思い出す。不安でたまらなかったんだよな。あの時別の学校に行っていたら、人生がまったく変わっていただろう。

17時に起きて実家を出る。最寄り駅まで1.5kmほど歩く。

兄の代理で文学系の授業に出席。エレベーターで受付のフロアに上がる。エレベーターの扉が開くと、目の前の受付の列に学生時代の友人が並んでいた。思わず名前を呼び(13年半ぶりで一文字間違えた)、相手も私の名前を呼び、「え!なんで!」と言い合う。休憩時間にお互いの近況を話し、連絡先を交換。近いうちに食事をしようと話す。

会場のコート掛けのハンガーをとても自然に手渡してくれる参加者がいて、衝撃を受ける。このスマートさと善良さはなんだろう。社会の上澄み液のような場所に紛れ込んでしまったみたいで、少し居心地の悪さを感じる。

授業は、そんなことを感じていたのを忘れさせるような刺激のある時間。私とほぼ同世代の講師の授業は若々しく、忘れた頃に知性と好奇心と経験がちらっとちらっと顔を出す、そんな時間だった。帰りの地下鉄で、兄に感想のメールを書く。書きたいことが多くて、長文になる。

帰宅。空腹を覚え、りんごを食べる。

 

朝/れんこんのポタージュ、味付け卵、ゆでもやし、ヨーグルト

昼/カツサンド、メンチカツサンド、コーンマヨネーズ、カレーナン(半分ずつ)、コーヒー

おやつ/カフェオレ、ミニチーズケーキ

夕/りんご3/4