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ほとり日記

2017年1月からの日記

毛糸に編みこんでいたもの

2017年1月

朝、起きないで、弁当も朝食も作らず、布団から夫を見送った。
昨夜、寝る頃になって右耳にかすかに詰まる感覚が出てきた感じがしたので、念のためメニエールの薬を飲んで寝た。横になると、若干ふわふわ、ぐるぐるとするような感覚もあった。
今朝には、右耳の低い耳鳴りがして、自分の声が響くようになっていた。今日はなにも急ぎの仕事がないので、午後から出勤の予定だったのを、まるまる休みにさせてもらった。また薬をのめばおさまるはず。

布団の中で伊集院のラジオを聞く。ちょうどいい音量を見つけるのが難しい。

自由律俳句のコーナーで最後に詠まれた句に、伊集院が「あ、心を編んでたんだ」と感想をもらした。
— 今日も静かに心を編む
妻が、遠くない日に送ることになる老犬の、からだを納めるための籠を紙テープで編んでいる姿と結びついたのだという。
伊集院の感想を聞いて、自分がこの2、3ヶ月、時間を見つけては編み物をしてきたことに思い当たった。
あとでこの話を夫にしたら、「たしかに(私が)いなくなったら、洋服なんかは捨てられても、(編んだものは)捨てられないだろうな」と言っていた。捨てていいし、万が一使いたい人がいたらあげてもいいし、処分してほしいと伝えた。

昼近くなり、起きて洗濯、掃除、布団干し。古くなった切り花を捨てた。
冷蔵庫、洗濯機の脱水、換気扇、ヘリコプターの音が大きく感じて気になる。やっぱり今日仕事休んでよかった。
餅を焼き、先日煮た小豆を溶いておしるこを食べた。

夕方近くなり、商店街に出かけてえのきとスナックエンドウを買う。喫茶店に入るが、人の声が大きく聞こえて仕方がない。
帰り道、川の向こうに夕焼けが見えた。
夕食は古くなったキムチでキムチチゲ。玉ねぎを炒めたところに、豚肉とキムチを入れて炒め、キムチのつけ汁、煮干しだし、えのき、トック、最後に卵を落として完成。おいしくできた。