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ほとり日記

2017年1月からの日記

球根から芽が出ていた

2017年2月 料理

昨夜、寝る前に母と電話で長く話し、父の近況を聞いたためだろう。夢に父が出てきた。
自分の残り時間の少なさを考えて、何者かになりたかった人生に決着をつけたくて、遺していく家族たちに先立つものを残したくて、彼なりにもがいているのだと思う。 ただ、それがあまりにちぐはぐで、ぽろぽろと不具合がでてきている状況に、母も私も苛立ち、当惑している。突き放すこともできず、受容しきることもできず、都度やり過ごすしか方法がわからない。
本人が思っているほどには残り時間は短くないのでは、とも思う。
電話をしながら、私の病気のことを母に告げなくて本当によかったと思った。これ以上、心の重荷を増やしたくない。

午後から出社なので、週末に買ってあった鶏もも肉ニ枚を調理する。トマト煮とハーブソテーにした。ハーブソテー、ブロッコリー、ヨーグルト、ジャムトーストで朝食。
調理のついでにコンロや周りの壁もきれいにして、きもちがよい。
ラジオから水前寺清子の「ありがとうの歌」が流れる。うなるところがかっこいい。

植物が乾いているだろうと気になりベランダに目をやると、チューリップの球根から芽が出ている。土の上にでているのは1センチほど。うすい黄緑で、太くしっかりとした芽だ。先月、植木鉢を蹴飛ばしてひっくり返してしまい、心配していたのだった。黙って春に向けて準備を進めている。

仕事先に直行し、気になっていた人と話せた。私が知ることのない事情がいろいろあるのだろうけれど、今ある状況の中で、精一杯楽しみながら仕事をしようとしていることが伝わってきた。

昨日下見した同僚へのプレゼントについて、他の同僚たちと話す。好評なようだ。買うのが楽しみ。

みな定時であがり、私は隣の駅まで歩く。昨日は駅のアナウンスの音も歪んで聞こえていたが、今日は午後からずっと耳の調子がよく、すっきりした気分で歩いた。

ちょうど同じ電車に乗り合わせた夫と帰宅。夕食は、ポテトニョッキに朝作ったチキンのトマト煮を合わせた。簡単で満足感のある食事だった。

今日は早く帰ってきたので、ゆっくりコーヒーでも淹れようと思う。