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ほとり日記

2017年1月からの日記

ひなちらしにうかれた

2017年3月

心細くなる夢を見て五時すぎに目が覚め、そのまま眠れない。先週土曜の送別会で徹夜をして日曜を迎え、今週は怒涛の忙しさでここまできて、神経がたかぶりっぱなしのような気がする。日曜、朝の駅で皆と別れたのがはるかはるか前のことのようだ。今日一日終えて、一息つきたい。

目覚ましが鳴ったのであきらめて布団から出て、朝食のみそ汁と夫の弁当をつくる。みそ汁の具は、ねぎ、塩蔵わかめ、キャベツの芯、油揚げ。具の種類が多いのでだしなしでも悪くない。弁当に入らなかったキャベツの千切りと昨夜作ったにんじんのラペも朝食に添えた。

私は朝から午後にかけて外出なので、今日も弁当なし。今週は弁当を一回しか持っていっていない。食事の量自体も減っている気がする。来週はふつうの生活のペースをとりもどしたい。

カランコエの花が昨日より少し開いている。渦がほどけるように咲くのだな。知らなかった。正月すぎからかざっている南天は、まだつやのある実をつけている。二ヶ月近く経つというのに。

家を出るまで一時間以上あるので、洗濯機を回す。着続けてたパジャマも洗った。眠くてたまらない。

出先で仕事相手の話を聞く。「この職場が一番平和」ということばが心に残った。
途中、寿司屋でひなちらしを食べる。ここのところの緊張感の高い毎日で口の中は乾いてるし、入り口近くの席で寒いし、なかなか箸が進まない。そもそも寿司は寒いことを忘れて、「ひなちらし」という文字にうかれて頼んでしまったことを後悔する。

母から電話。先日のがんになった知人から、軽く近況を伝えるメールが来たがどう返信したらよいだろうかとの相談だった。ついで、まだ病気のことを知らない共通の知人に、本人に確認せずに病気のことを伝えたという。やっぱりそんなもんなんだよな。他の誰でもないその人の病気なのだから、その人が誰に伝えたいのかを確認してからにした方がよいと思うよ、と伝える。

職場に戻り、順調に進めていたかに思われたが、不意の来客。かつてであればさほどの負担ではないけれど、今日このときの私にはだめ押しとなる。すぐに同僚が一緒に対応してくれて、助かった。

終業時刻を過ぎ、まったく帰れる気配がないので、イベント準備中の同僚たちと、お茶とお菓子で一服する。今週はこういう時間が皆無だったねと話す。今の余裕のなさを、狭すぎるために、印刷しようとすると確認メッセージが表示されるWordの余白設定にたとえたら褒められた。

その後も各自仕事をして、同時に職場を後にした。帰りの電車が同じ同僚が、数日前までひどく思いつめていたことを知る。かつてよりも回復力がついてて、よかったなあと思う。

夫と待ち合わせて、地元の初めて行く居酒屋で食事。やっと今週が終わった。