ほとり日記

2017年1月からの日記

ゆきちゃんと再会する

六時前に目がさめる。母もまもなく目をさまし、眼圧をさげる目薬をさしてまた布団に入っていた。
七時半ころ布団から出て、母の店を開ける前に、母のカラーと私のカットを済ませる。短めに仕上げてもらい、毛量もかなり減らしてもらったので、とてもさっぱりした。前髪の感じも気に入っている。

母から頼まれた雑用のために出かけ、近所のパン屋に寄って帰る。二人で朝食にパンを食べ、私は窓掃除を始める。母の寝る部屋の大きな窓と、店のさらに大きな窓の合計8枚。天気がいいのでどんどん乾く。どこからか「私の青空」の口笛バージョンが聞こえてきて、思わずあわせて口ずさむ。いい気分だ。

店の窓を洗いに出ると、お向かいのゆきちゃん(犬)が、植物の手入れをするおくさんと一緒に表に出ているのが見えた。声をかけると門をあけてくれて、ゆきちゃんがとことこと出てきた。しっぽはふっているけれど、じっとしている。そのうち近づいてきて、黙ったまま私に撫でられていた。前回初めて会ったときよりもずっとくつろいだ雰囲気になっていて、うれしくなる。苦労してきたみたいだから、のんびりと幸せに暮らしてほしい。
おくさんと、亡くなったご両親が飼っていた犬たちの話をして、なつかしいきもちになる。毎日門ごしに犬たちを触りに行っていたからな。

昼、実家から家に向かう。バスが行ったばかりなので駅まで歩いていると、小中時代の同級生を見かけたので声をかける。二十年ぶりくらいじゃないだろうか。優しい雰囲気が変わらない。近いうちに会う約束をして別れる。

バスを乗り継いで帰宅。ずいぶん歩いた。

荷物を置いてふたたび出かけて、夫と待ち合わせる。夫のスーツ、財布、私のリュック、靴下、メガネを買う。夫のスーツは尋常でない安さで済んでよかった。リュックは、十三年前に買って延々使っているのをやっと新調できた。メガネも五、六年はかけてたので気分転換になった。

よくいく焼きとん屋の支店が近くにあるので初めて行った。店が大きすぎてオペレーションがいまいち。いつもの店舗に行った方がいい。夫に「髪切って、メガネ変えて、誰かに似てると思ったら、藤田嗣治だ」と言われて笑う。検索したら全然似てない。

今回の帰省では、映画「人生フルーツ」のことや、私の仕事のこと、父のこと、いつも以上に母と話した。父が死んだら母と私は堪えるに違いないので、母にとっては初めての海外旅行とか、楽しいイベントをとっておこうと話している。父の風邪が長引いている。