ほとり日記

2017年1月からの日記

ことごとく一歩遅れる

早起きして出ると言っていた夫のめざましで目をさます。止めてそのまま寝たらしい。

私もなかなか起きられず10時前まで布団から出られず。温めた麦茶を水筒に入れて、残りの麦茶と甘いものをおなかに入れて、10時過ぎに出発。

午後から新しい同僚への引継ぎで時間がなくなるので早めに昼食をとって備える。昼食の途中、上司から当然のように作業を頼まれ、違和感を感じつつこなす。作業の遅れのしわ寄せをこちらが被るのも納得いかないが、お互い様でもある。

午後から引継ぎ。なかなか道は険しそうだ。

途中、予定外の来客があり、2時間近く取られる。定時退社したかったが無理そうだ。

夕方から同僚のサポートをしながら仕事。月末の仕事がいくつかあり、少し残って退社。

19:30から成金の高座。遅れて着いたので、始まってしまっていた開口一番の松之丞は聞けず。一番の目当てが聞けないんじゃそのまま帰ろうかとも思ったが、せっかく来たのだし、初めて聞く噺家もいるしと思い直し、松之丞の話が終わるのを外で待つ。

小痴楽のまくらに乗り切れないまま、「湯屋番」を聞く。中入り後、羽光「あるある帝国」、鯉八「都のジロー」と新作二席。羽光は見るのも聞くのも初めてだったが、まくらの口調が好みでたのしみになった。鯉八はまくらから本題までよく笑った。生で見たのは3回目だと思うけど、その中では一番おもしろかった。

遅れて入ったために楽屋の気配が伝わってくる席だった。当然、高座とは違う空気が扉の向こうにある。シビアな世界で生きていこうとする人たちを見る、この心持ちをなんと呼べばいいのか。応援とも違うし、尊敬とも違うし(尊敬がないわけじゃないけど)、「見てしまう」とでも言えばいいのか。棋士に惹かれるきもちとよく似ている。

夫に頼まれた本を買いに、遅くまでやっている本屋に立ち寄る。目当ての本が並んでおらず、店員の在庫確認を待ちながらぐるぐると店内を回る。まったく興味のない本も並んでいるけど、これは誰かにとっては興味のある本なのだと思うと世界は広い。この世にはどれだけの本があるのだ。

ICカードの残金が足りず、駅でチャージしていたらすんでのところで電車に間に合わず、一本待つ。

おなかがすいたので地元近くの乗換え駅で、行ってみたかったラーメン屋に行ってみたらもう閉まっていた。

仕方なく、好きな飲み屋へ。夫と二人でしか行ったことがないので珍しがられる。

帰りの電車に乗るのに駅の改札を通ると、ちょうど出発した車両から降りてきた人たちのながれに行きあい、ここでも一本待つ。ことごとく一歩遅れ続けた一日。こういう日ってあるな。

家の近くで、散歩中の白い柴犬を見かける。近くを通る時に、舌先でチチッと音を出したら、黙ったまましっぽをふりながらこちらに近づいてくる。そのさまがかわいらしく、しばらくなでる。その間もずっと黙ってしっぽをふっていた。ベリーちゃん。また会おう。

 

朝/麦茶(温)、カマンベールチーズケーキ

昼/パン、カップスープ(コンビニ)

夕/サングリア、ピクルス、レバーペースト、菜の花とたらの芽のフリット、パン